【完全ガイド】飯盒炊爨のやり方を徹底解説!失敗しないコツと美味しい炊き方

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【完全ガイド】飯盒炊爨のやり方を徹底解説!失敗しないコツと美味しい炊き方

キャンプの醍醐味といえば、自然の中で囲む美味しいごはん。中でも、焚き火や炭火で炊き上げる「飯盒炊爨(はんごうすいさん)」は、格別の美味しさです。しかし、「やり方が難しそう」「失敗しそうで不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。本記事では、初心者の方でも安心して挑戦できるよう、飯盒炊爨の基本的なやり方から失敗しないための重要なコツ、さらには飯盒の選び方まで、プロの目線で徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたもきっと飯盒マスターになれるはずです!

目次

そもそも飯盒炊爨(はんごうすいさん)とは?

そもそも飯盒炊爨(はんごうすいさん)とは?

キャンプや林間学校でおなじみの飯盒炊爨ですが、その言葉の意味や歴史についてご存知でしょうか。まずは、飯盒炊爨の基本情報から見ていきましょう。意外と知らない豆知識を知ることで、より一層キャンプが楽しくなるかもしれません。

  • 飯盒炊爨の意味と歴史
  • 「飯盒炊飯」との違いは?
  • 飯盒炊爨の魅力とは?

飯盒炊爨の意味と歴史

飯盒炊爨とは、文字通り「飯盒(はんごう)」を使って「炊爨(すいさん)」することです。 「爨」という漢字には、「飯を炊く」や「かまど」といった意味があります。 つまり、飯盒という道具を使ってご飯を炊く行為そのものを指す言葉なのです。

飯盒の歴史は古く、もともとは軍隊で兵士が携帯するための調理器具兼食器として生まれました。 日本では旧日本陸軍が採用した、そら豆のような独特の形をした「兵式飯盒」が有名です。 この形状は、体にフィットさせて持ち運びやすく、複数の飯盒を棒に通して同時に炊飯する際に効率的であるなど、様々な理由から採用されたと言われています。 戦後、その利便性からキャンプや登山のシーンでも広く使われるようになり、アウトドアの定番アイテムとして定着しました。

「飯盒炊飯」との違いは?

「飯盒炊爨」とよく似た言葉に「飯盒炊飯(はんごうすいはん)」があります。結論から言うと、この二つの言葉に大きな意味の違いはありません。 どちらも「飯盒でご飯を炊く」という意味で使われています。

本来の正式な呼称は「飯盒炊爨」ですが、「爨」という漢字が日常的にあまり使われないため、より分かりやすい「炊飯」という言葉が使われるようになり、「飯盒炊飯」という言葉が広まったと考えられています。 現在では、どちらの言葉を使っても意味は通じますが、由来を知っておくとちょっとした雑学として披露できるかもしれませんね。

飯盒炊爨の魅力とは?

炊飯器のスイッチひとつで簡単にご飯が炊ける現代において、あえて手間のかかる飯盒炊爨を選ぶ魅力とは何でしょうか。一番の魅力は、なんといってもその美味しさです。焚き火や炭火の強い火力で一気に炊き上げることで、お米一粒一粒が立ち、ふっくらと甘みのあるご飯に仕上がります。 蓋を開けた瞬間に立ち上る湯気と、香ばしいおこげの香りは、まさに至福の瞬間です。

また、火加減を調整したり、炊き上がりの音や匂いに耳を澄ませたりと、五感をフル活用する調理過程そのものが楽しいという点も大きな魅力です。 仲間や家族と協力して炊き上げたご飯の味は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。たとえ少し失敗してしまっても、それもまたアウトドアの醍醐味として楽しめます。

【初心者でも安心】失敗しない飯盒炊爨の基本的なやり方

【初心者でも安心】失敗しない飯盒炊爨の基本的なやり方

ここからは、いよいよ飯盒炊爨の具体的なやり方を解説していきます。「はじめちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いても蓋とるな」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、具体的にどうすれば良いのか分かりにくいですよね。以下の手順とコツさえ押さえれば、初心者でも失敗なく美味しいご飯を炊くことができますよ。

  • まずは準備から!必要な道具一覧
  • 手順1:お米を正確に計量する
  • 手順2:お米を研いでしっかり浸水させる
  • 手順3:いよいよ火にかける!火加減の全知識
  • 手順4:火から下ろして蒸らすのが最重要!
  • 仕上げの「シャリ切り」で美味しさアップ

まずは準備から!必要な道具一覧

飯盒炊爨を始める前に、必要な道具を揃えましょう。基本的な道具は以下の通りです。

  • 飯盒: 主役の道具。様々な種類がありますが、まずは一般的な兵式飯盒や丸型飯盒で十分です。
  • お米: 食べたい分量を用意します。無洗米を使うと研ぐ手間が省けて便利です。
  • 水: お米を炊くために不可欠。
  • 計量カップ: お米と水の量を正確に測るために使います。飯盒の蓋でも代用可能です。
  • 熱源: 焚き火台やカセットコンロ、固形燃料など。
  • 軍手または革手袋: 熱くなった飯盒を扱う際に必須です。火傷防止のために必ず用意しましょう。
  • 石などの重し: 炊飯中に蓋が浮き上がるのを防ぐために使います。

手順1:お米を正確に計量する

美味しいご飯を炊くための第一歩は、お米と水の量を正確に計量することです。これが一番の基本であり、最も重要なポイントと言っても過言ではありません。ここで手を抜くと、ご飯が固くなったり、逆にお粥のようになったりする原因になります。

多くの兵式飯盒は、中蓋すりきり1杯で2合、外蓋すりきり1杯で3合のお米が計れるようになっています。 しかし、これはあくまで目安なので、より正確に炊きたい場合は計量カップやスケールを使うことをおすすめします。 事前に家で計量してジップロックなどに入れておくと、キャンプ場での手間が省けてスムーズです。

手順2:お米を研いでしっかり浸水させる

お米を計量したら、次は研いでいきます。飯盒に直接お米と水を入れ、優しくかき混ぜるように研ぎましょう。力を入れすぎるとお米が割れてしまうので注意してください。研ぎ汁が透明になるまで2〜3回水を替えて研ぎます。

そして、ここが非常に重要なポイントです。研いだお米は、必ずたっぷりの水に30分以上浸水させてください。 この浸水時間がお米の芯まで水分を行き渡らせ、ふっくらとした炊き上がりに繋がります。夏場は30分、冬場は1時間から1時間半程度が目安です。このひと手間を惜しまないことが、失敗を防ぐ最大のコツです。

手順3:いよいよ火にかける!火加減の全知識

浸水が終わったら、いよいよ火にかけます。火加減は「はじめちょろちょろ、中ぱっぱ」と表現されますが、具体的には以下の流れで調整します。

  1. 弱火~中火でスタート: まずは蓋をした飯盒を火にかけます。火が強すぎると底だけが焦げてしまうので、最初は弱火から中火でじっくりと温度を上げていきます。
  2. 沸騰したら強火に: しばらくすると飯盒から湯気が出始め、カタカタと音がしてきます。これが沸騰の合図です。沸騰したら、火力を少し強めて一気に炊き上げます。吹きこぼれが始まりますが、慌てずに火加減を保ちましょう。蓋が持ち上がってくる場合は、石などの重しを乗せてください。
  3. 火から下ろすタイミング: 吹きこぼれが収まり、パチパチという音や、少し焦げるような香りがしてきたら炊き上がりのサインです。火にかけてから15分~20分程度が目安ですが、飯盒の大きさや火力によって変わるので、音や香りをよく観察することが大切です。

手順4:火から下ろして蒸らすのが最重要!

ご飯が炊き上がったら、すぐに蓋を開けたい気持ちをぐっとこらえてください。ここからが最後の仕上げ、蒸らしの工程です。火から下ろした飯盒を、タオルなどでくるみ、逆さまにして10分~15分ほど蒸らします

逆さまにすることで、底に溜まった余分な水分が全体に行き渡り、ご飯の硬さが均一になります。また、蒸らすことでお米の芯までふっくらと仕上がり、甘みも増します。この「蒸らし」をしっかり行うことで、ご飯の美味しさが格段にアップするのです。「赤子泣いても蓋とるな」という言葉は、まさにこの蒸らしの重要性を説いているのです。

仕上げの「シャリ切り」で美味しさアップ

蒸らしが終わったら、いよいよ蓋を開ける瞬間です。炊き立てご飯の香りが立ち上り、最高の瞬間が訪れます。最後に、しゃもじでご飯を底からさっくりと切るように混ぜ合わせる「シャリ切り」を行いましょう。 これにより、余分な水分が飛んでご飯粒が立ち、より美味しくなります。底にできた香ばしいおこげも、飯盒炊爨ならではの楽しみの一つですね。

これで解決!飯盒炊爨でよくある失敗と対処法

これで解決!飯盒炊爨でよくある失敗と対処法

どんなに気をつけていても、慣れないうちは失敗してしまうこともあります。でも大丈夫。失敗の原因と対処法を知っておけば、慌てずに対処できますし、次回の成功に繋がります。ここでは、よくある失敗例とそのリカバリー方法をご紹介します。

  • 失敗例1:ご飯に芯が残ってしまう
  • 失敗例2:ご飯がべちゃべちゃになる
  • 失敗例3:底が真っ黒に焦げ付く
  • 【裏技】新品の飯盒は「シーズニング」を忘れずに

失敗例1:ご飯に芯が残ってしまう

一番多い失敗が、ご飯に芯が残ってしまうケースです。食べてみて「あれ、固い…」となると、せっかくの食事が台無しですよね。芯が残る主な原因は、浸水不足か、火力が弱すぎたことです。

もし芯が残ってしまった場合は、諦めずにリカバリーを試みましょう。少量の日本酒(大さじ1杯程度)を振りかけて、もう一度蓋をして弱火で数分加熱してみてください。 アルコールの効果でお米がふっくらと仕上がります。日本酒がなければ、水を少し足して再加熱するだけでも改善される場合があります。部分的に芯が残っている場合は、一度全体をかき混ぜてから再加熱するとうまくいきやすいです。

失敗例2:ご飯がべちゃべちゃになる

逆にお米が柔らかすぎたり、お粥のようになってしまったりするのもよくある失敗です。これは、水の量が多すぎたことが主な原因です。計量をしっかり行うことが何よりも大切ですが、もしべちゃべちゃになってしまったら、蓋を開けたまま弱火にかけ、水分を飛ばすようにしましょう。 焦げ付かないように、時々かき混ぜながら慎重に加熱するのがコツです。

それでも改善しない場合は、発想を転換して雑炊やリゾットにアレンジしてしまうのも一つの手です。卵やチーズ、刻みネギなどを加えれば、美味しいキャンプ飯に早変わりしますよ。

失敗例3:底が真っ黒に焦げ付く

香ばしい「おこげ」は美味しいですが、真っ黒な「焦げ」は苦いだけです。焦げ付きの主な原因は、火力が強すぎること、特に炊き始めの火力が強すぎることが考えられます。 飯盒の底全体に均一に火が当たるように、焚き火の場合は熾火(おきび)を利用したり、コンロの場合は弱火を徹底したりすることが大切です。

もし焦げ付いてしまった場合は、無理に剥がそうとせず、水を入れてしばらくふやかしてから、柔らかいスポンジなどで優しく洗いましょう。頑固な焦げ付きには、重曹を入れて煮立たせると落ちやすくなります。

【裏技】新品の飯盒は「シーズニング」を忘れずに

新品の飯盒を初めて使う前には、「シーズニング」と呼ばれる慣らし作業を行うことを強くおすすめします。シーズニングとは、米のとぎ汁を飯盒に入れて10〜15分ほど煮沸させる作業のことです。

これを行うことで、アルミ製品特有の金属臭を取り除き、ご飯に匂いが移るのを防ぐことができます。 さらに、表面にデンプンの膜が作られることで、焦げ付きにくくなったり、黒ずみを防いだりする効果も期待できます。せっかくの飯盒を長くきれいに使うためにも、このひと手間をぜひ行っておきましょう。

自分に合った飯盒を見つけよう!飯盒の選び方

自分に合った飯盒を見つけよう!飯盒の選び方

一口に飯盒と言っても、その形状や素材、容量は様々です。自分のキャンプスタイルに合った飯盒を選ぶことで、より快適に飯盒炊爨を楽しむことができます。ここでは、飯盒選びのポイントを解説します。

  • 形状で選ぶ(兵式・丸型・角形/メスティン)
  • 素材で選ぶ(アルミ・ステンレス)
  • 容量で選ぶ(ソロキャンプ~ファミリーまで)

形状で選ぶ(兵式・丸型・角形/メスティン)

飯盒の形状は、大きく分けて3種類あります。

  • 兵式飯盒: 伝統的なそら豆型の飯盒です。独特の形状により、炊飯時に米がうまく対流し、美味しく炊き上がると言われています。 複数の飯盒を吊るして炊く際にかさばらないなど、機能的なメリットも多いです。雰囲気も抜群で、これぞ飯盒炊爨という気分を味わいたい方におすすめです。
  • 丸型飯盒: 円筒形のシンプルな形状です。熱が均一に伝わりやすく、炊きムラが少ないのが特徴です。 兵式に比べて洗いやすいというメリットもあります。初心者でも扱いやすく、失敗が少ないタイプと言えるでしょう。
  • 角形(メスティン): 近年、ソロキャンパーを中心に絶大な人気を誇るのが、スウェーデン発祥の角形飯盒「メスティン」です。 コンパクトでパッキングしやすく、小物入れとしても使える収納性の高さが魅力です。炊飯はもちろん、様々な調理に使える万能クッカーとして活躍します。

素材で選ぶ(アルミ・ステンレス)

飯盒の主な素材はアルミとステンレスです。それぞれに特徴があります。

  • アルミ製: 熱伝導率が高く、軽量なのが最大の特徴です。 熱がすぐに伝わるため、短時間でご飯を炊くことができます。一方で、衝撃に弱くへこみやすい、焦げ付きやすいといったデメリットもあります。多くの飯盒がこのアルミ製です。
  • ステンレス製: 丈夫で錆びにくく、保温性が高いのが特徴です。 熱伝導率はアルミに劣るため、温まるのに少し時間がかかりますが、一度温まると冷めにくいです。頑丈なので、焚き火でガンガン使いたい方や、長く愛用したい方におすすめです。

容量で選ぶ(ソロキャンプ~ファミリーまで)

飯盒の容量は「合炊き」で示されます。ソロキャンプなら1.5合~2合炊き、デュオキャンプなら3合炊き、ファミリーキャンプなら4合炊き以上が目安となります。 大は小を兼ねると言いますが、大きすぎると持ち運びにかさばりますし、少量のご飯を炊くのには不向きな場合もあります。自分のキャンプスタイルや参加人数に合わせて、最適なサイズを選びましょう。

【2025年最新】おすすめの人気飯盒メーカー

【2025年最新】おすすめの人気飯盒メーカー

数あるアウトドアブランドから、特におすすめの飯盒メーカーをいくつかご紹介します。どのメーカーもキャンパーからの信頼が厚く、品質の高い製品を送り出しています。

  • 定番の「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」
  • おしゃれキャンパーに人気「LOGOS(ロゴス)」
  • 本格派なら「ROTHCO(ロスコ)戦闘飯盒2型」
  • ソロキャンプの王道「trangia(トランギア)メスティン」

定番の「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」

「鹿番長」の愛称で親しまれる、日本のアウトドア総合ブランドです。コストパフォーマンスの高さと、幅広いラインナップが魅力。昔ながらの兵式飯盒から丸型飯盒まで、様々な種類の飯盒を手頃な価格で提供しています。 ホームセンターなどでも手に入りやすく、初めて飯盒を購入する方には最適なブランドと言えるでしょう。

おしゃれキャンパーに人気「LOGOS(ロゴス)」

「Enjoy Outing!」を合言葉に、家族で楽しめるアイテムを数多く展開するブランドです。デザイン性の高い製品が多く、おしゃれなキャンプサイトを目指すキャンパーから支持されています。ロゴスからも兵式飯盒が販売されており、デザイン性と実用性を両立させたい方におすすめです。

本格派なら「ROTHCO(ロスコ)戦闘飯盒2型」

アメリカのミリタリー・アウトドアブランド「ROTHCO」が、日本の自衛隊で採用されている「戦闘飯盒2型」を忠実に再現したモデルです。 浅めの本体と深めの蓋、そして中子(なかご)の3点で構成されており、水蒸気炊飯という特殊な炊飯方法が可能です。無骨でミリタリーな雰囲気が、玄人キャンパーの心をくすぐる逸品です。

ソロキャンプの王道「trangia(トランギア)メスティン」

メスティンブームの火付け役であり、今やソロキャンプの「三種の神器」の一つとも言われるのが、スウェーデンのブランド「トランギア」のメスティンです。 シンプルで洗練されたデザインと、炊飯から煮る、焼く、蒸すまでこなす万能性が人気の秘密。バリ取りなどのひと手間は必要ですが、それも含めて愛着が湧く、育てていく楽しみのあるクッカーです。

よくある質問

よくある質問

飯盒炊爨で無洗米は使えますか?

はい、使えます。無洗米を使う場合は、お米を研ぐ手間が省けるので非常に便利です。ただし、通常の白米よりも少し多めの水が必要になります。目安として、米1合に対して水を1.15倍~1.25倍(約210ml~225ml)程度加えると美味しく炊けます。 浸水時間も同様にしっかりとるようにしましょう。

固形燃料でも炊飯できますか?

はい、できます。固形燃料を使えば、火加減の調整が不要な「自動炊飯」が可能です。 メスティンなどの小型の飯盒であれば、25g~30gの固形燃料1個で約1合のご飯が炊けます。固形燃料が燃え尽きるまで放置するだけで良いため、初心者の方には特におすすめの方法です。火起こしの手間もなく、失敗のリスクも格段に減ります。

飯盒の中蓋の使い道は?

兵式飯盒などについている中蓋は、お米の計量(2合)に使えるほか、様々な活用法があります。 ご飯を炊いている間に、中蓋でおかずを温めたり、簡単な蒸し料理(シュウマイなど)をしたりすることができます。また、炊き上がったご飯をよそうお皿としても使える便利なアイテムです。ぜひ有効活用してみてください。

ご飯を炊く以外におすすめのレシピはありますか?

飯盒は炊飯だけでなく、様々な料理に使える万能調理器具です。深さがあるので、パスタを茹でたり、カレーやシチュー、豚汁などの煮込み料理を作ったりするのに最適です。 また、蓋をフライパン代わりにして目玉焼きを焼いたり、肉を炒めたりすることもできます。飯盒一つでキャンプ飯のレパートリーがぐっと広がりますよ。

飯盒のお手入れ方法は?

使用後は、なるべく早く中性洗剤とスポンジで洗い、しっかりと乾燥させることが大切です。スチールたわしなどで強くこすると表面を傷つけてしまうので避けましょう。焦げ付いてしまった場合は、水やぬるま湯にしばらく浸けてふやかしてから洗います。 長期間使わない場合は、湿気を避けて保管してください。

まとめ

まとめ
  • 飯盒炊爨は、飯盒でご飯を炊くことで、格別の美味しさが魅力です。
  • 「飯盒炊飯」と同じ意味で使われています。
  • 美味しいご飯の秘訣は「正確な計量」と「十分な浸水」です。
  • 火加減は「弱火スタート→沸騰したら強火」が基本です。
  • 炊き上がり後の「蒸らし」がふっくら仕上げる最重要ポイントです。
  • 失敗しても、再加熱やアレンジでリカバリー可能です。
  • 新品の飯盒は「シーズニング」を行うと長持ちします。
  • 飯盒には兵式、丸型、角型(メスティン)などの形状があります。
  • 素材は軽量なアルミ製と、頑丈なステンレス製があります。
  • 自分のキャンプスタイルに合った容量の飯盒を選びましょう。
  • キャプテンスタッグやロゴスなどが人気のメーカーです。
  • 固形燃料を使えば、火加減不要の自動炊飯も可能です。
  • 中蓋はおかずの調理やお皿として活用できます。
  • 飯盒は炊飯以外に、煮込み料理や炒め物にも使えます。
  • 使用後はしっかり洗い、乾燥させて保管することが大切です。
【完全ガイド】飯盒炊爨のやり方を徹底解説!失敗しないコツと美味しい炊き方

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