パップテントのレイアウト術を完全解説!おしゃれで快適なサイトを作る10のコツ

当ページのリンクには広告が含まれています。
パップテントのレイアウト術を完全解説!おしゃれで快適なサイトを作る10のコツ

ソロキャンプの相棒として、多くのキャンパーを魅了するパップテント。その無骨でワイルドな佇まいは、キャンプサイトの主役になること間違いなしです。しかし、「どうレイアウトすればオシャレに見えるの?」「居住性を上げるにはどうしたらいい?」と悩んでいませんか?本記事では、パップテントの基本的な張り方から、おしゃれで快適な空間を作り出す応用レイアウト術、さらには季節や人数に合わせた工夫まで、プロの視点で徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたもパップテントを自在に操るキャンプマスターになれるはずです。

目次

そもそもパップテントとは?魅力と基本を解説

そもそもパップテントとは?魅力と基本を解説

レイアウトを考える前に、まずはパップテントがどんなテントなのか、その魅力と基本的な特徴をしっかり押さえておきましょう。特徴を理解することが、快適なレイアウトへの第一歩です。

この章では、以下の点について解説します。

  • 軍幕由来の無骨なデザインが魅力
  • 設営がシンプルでアレンジ自在
  • 知っておきたいデメリットと対策

軍幕由来の無骨なデザインが魅力

パップテントの最大の魅力は、なんといってもその無骨でミリタリー感あふれるデザインにあります。 もともとは軍隊で兵士が野営用に使用していた「軍幕」や「シェルターハーフ」がルーツ。 そのため、自然に溶け込むアースカラーのものが多く、ワイルドなキャンプスタイルにぴったりです。 派手さはありませんが、そのシンプルさが逆にギアへのこだわりを引き立て、自分だけのサイトを作り上げる楽しみを教えてくれます。 まるで秘密基地を作るようなワクワク感は、他のテントではなかなか味わえません。

設営がシンプルでアレンジ自在

パップテントは、基本的に2本のポールと幕、そして数本のロープだけで設営できる非常にシンプルな構造をしています。 このシンプルさこそが、初心者でも扱いやすく、かつ上級者も満足させるアレンジの自由度の高さを生み出しているのです。 前面の幕を跳ね上げてタープのように使ったり、フルクローズしてプライベートな空間を確保したりと、天候や気分に合わせて様々なスタイルを楽しめるのが特徴です。 この変幻自在なところが、キャンパーの創造力をかき立てる大きな魅力と言えるでしょう。

知っておきたいデメリットと対策

魅力的なパップテントですが、購入してから後悔しないために、いくつかのデメリットも知っておく必要があります。もともと軍用なので、快適性を追求したレジャー用テントとは異なる点があるのです。

主なデメリットは以下の通りです。

  • 居住空間が狭く、高さがない

    もともと野営用のため、内部は狭く天井も低いモデルが多いです。 特に背の高い人は窮屈に感じるかもしれません。しかし、この「おこもり感」がソロキャンプの醍醐味でもあります。ロースタイルのキャンプギアで揃えることで、快適な空間を作り出せます。
  • 床がない(フロアレス)モデルが多い

    地面がむき出しになるため、雨や虫、地面からの冷気の影響を受けやすいです。 これには、別売りのグランドシートやコットを使用することで対策できます。お座敷スタイルにするなど、工夫次第で快適な寝室を作ることが可能です。
  • 虫対策が必要

    インナーテントが付属していないモデルの場合、夏場は虫の侵入に悩まされることがあります。 蚊帳(モスキートネット)を吊るしたり、メッシュインナー付きのモデルを選んだりすることで、この問題は解決できます。

これらのデメリットは、工夫やアイテムの追加で十分にカバーできます。むしろ、その不便さをどう乗り越えるかを考えるのも、パップテントキャンプの楽しみの一つと言えるでしょう。

【基本編】もう迷わない!パップテントの基本レイアウト3選

【基本編】もう迷わない!パップテントの基本レイアウト3選

まずは、どんなパップテントでも応用できる基本的なレイアウトを3つご紹介します。この3つのスタイルをマスターすれば、天候やキャンプ場の状況に合わせて柔軟に対応できるようになります。

この章で紹介する基本レイアウトは以下の通りです。

  • 【ソロキャンプの定番】キャノピー跳ね上げスタイル
  • 【居住性アップ】サイドウォール活用スタイル
  • 【雨でも安心】フルクローズスタイル

【ソロキャンプの定番】キャノピー跳ね上げスタイル

パップテントと聞いて多くの人が思い浮かべるのが、このキャノピー(前面の幕)をポールで跳ね上げたスタイルでしょう。 まさにパップテントの王道レイアウトです。跳ね上げたキャノピーの下にチェアやテーブルを置けば、日差しや多少の雨を防ぎながら、開放的なリビングスペースが生まれます。 焚き火を眺めながらゆったりと過ごすのに最適なこのスタイルは、ソロキャンプの時間をより豊かなものにしてくれます。設営も簡単で、まずはこのスタイルから試してみるのがおすすめです。

このレイアウトでは、テントスペースが寝室、跳ね上げたキャノピーの下がリビングとなり、コンパクトながらも機能的な空間を作り出せます。自然との一体感を最も感じられるレイアウトと言えるでしょう。

【居住性アップ】サイドウォール活用スタイル

最近のパップテントに多く見られるのが、キャノピーの横に「サイドウォール」が付いているタイプです。 このサイドウォールを展開することで、横からの風や雨、視線を遮ることができ、プライベート感を高められます。 キャノピーを跳ね上げたスタイルと組み合わせることで、より囲まれた空間が生まれ、居住性が格段にアップします。特に、隣のサイトとの距離が近い区画サイトなどで重宝するレイアウトです。サイドウォールがあることで、リビングスペースの安心感が大きく変わってきます。FUTURE FOXの「FOX-BASE EVO」などは、このサイドウォールが大きく、快適な空間を作りやすいモデルとして人気です。

【雨でも安心】フルクローズスタイル

雨や風が強い日、または就寝時にプライバシーを確保したいときに活躍するのが、キャノピーを閉じたフルクローズスタイルです。 全てのファスナーを閉じることで、外部からの影響を最小限に抑え、テント内を安全なシェルターにすることができます。悪天候時には、このスタイルでテント内にこもり、静かに過ごすのもキャンプの楽しみ方の一つです。また、防犯面でも安心感が高まります。ただし、内部はかなり狭くなるため、荷物の整理整頓が快適に過ごすための鍵となります。 二又ポールなどを使ってテント内のスペースを広くする工夫も有効です。

【応用編】サイトが劇的に変わる!おしゃれなパップテントレイアウト術

【応用編】サイトが劇的に変わる!おしゃれなパップテントレイアウト術

基本をマスターしたら、次はいよいよ応用編です。少しの工夫で、あなたのパップテントサイトは劇的にかっこよく、そして快適になります。ここでは、周りと差がつくおしゃれなレイアウト術を5つご紹介します。

この章で紹介するおしゃれレイアウト術はこちらです。

  • ①ギアのカラーを統一して洗練された印象に
  • ②ロースタイルで地面との一体感を楽しむ
  • ③【快適性No.1】お座敷スタイルでリラックス
  • ④タープを連結してリビングスペースを拡張
  • ⑤2つのパップテントを連結する上級者レイアウト

①ギアのカラーを統一して洗練された印象に

サイト全体をおしゃれに見せる最も簡単な方法は、ギアのカラーを統一することです。 パップテント本体の色(カーキ、ベージュ、ブラックなど)に合わせて、チェアやテーブル、収納ボックスなどの色味を揃えるだけで、一気に洗練された統一感が生まれます。特に、パップテントの無骨な雰囲気に合わせて、ブラックやアースカラーのギアでまとめると、ミリタリーテイストのクールなサイトが完成します。 逆に、カラフルなアイテムを混ぜてしまうと、まとまりがなく雑然とした印象になりがちなので注意が必要です。

②ロースタイルで地面との一体感を楽しむ

天井が低いパップテントには、座面の低いチェアやテーブルを使った「ロースタイル」が非常によく似合います。 視線が低くなることで、テント内の圧迫感が軽減され、空間を広く感じさせることができます。 また、地面との距離が近くなることで、自然との一体感が増し、より深くキャンプの世界に没入できるでしょう。焚き火を囲んで、ゆったりと地面に近いスタイルで過ごす時間は、まさに至福のひとときです。パップテントの魅力を最大限に引き出すなら、ぜひロースタイルに挑戦してみてください。

③【快適性No.1】お座敷スタイルでリラックス

フロアレスのパップテントのデメリットを逆手に取り、快適性を極めたのが「お座敷スタイル」です。 テント内にグランドシートを敷き、その上にラグやマットを広げることで、靴を脱いでくつろげる快適な空間が生まれます。 まるで自分の部屋のように、寝転がったり、あぐらをかいたりしてリラックスできるのが最大の魅力。 地面からの冷気や湿気もシャットアウトできるため、特に寒い季節にはおすすめです。コットを置くスペースがないソロキャンプでも、このスタイルなら快適な就寝スペースを確保できます。

④タープを連結してリビングスペースを拡張

「パップテントだけではリビングが狭い…」と感じるデュオキャンプや、雨の日でも広々と過ごしたい場合に有効なのが、タープとの連結です。 パップテントのキャノピーに連結するようにタープを張る「小川張り」などのテクニックを使えば、広々としたリビングダイニングスペースを作り出せます。 これにより、居住空間の狭さというパップテントの弱点を見事に克服できます。 テントは寝室、タープ下はリビングとして明確に役割分担することで、快適で機能的なキャンプサイトが完成します。

⑤2つのパップテントを連結する上級者レイアウト

さらに上級者向けのレイアウトとして、2つのパップテントを連結するスタイルがあります。 1つを寝室、もう1つをリビングとして使ったり、向かい合わせに設営して共有のリビングスペースを作ったりと、アイデア次第で様々なレイアウトが可能です。まるで軍のキャンプ地のような、圧巻のミリタリーサイトが出来上がります。 グループキャンプなどでこのレイアウトを披露すれば、注目を集めること間違いなし。設営にはスペースと手間が必要ですが、その分、完成した時の満足感は格別です。まさにパップテントを極めたスタイルと言えるでしょう。

【シーン別】快適なパップテントレイアウトの作り方

【シーン別】快適なパップテントレイアウトの作り方

キャンプのスタイルは、人数や季節、天候によって大きく変わります。ここでは、それぞれのシーンに合わせた最適なパップテントのレイアウト術をご紹介します。状況に応じた工夫で、いつでも快適なキャンプを楽しみましょう。

この章では、以下のシーン別レイアウトを解説します。

  • 【ソロキャンプ】自分だけの秘密基地を作るレイアウト
  • 【デュオキャンプ】2人でも快適に過ごすレイアウト
  • 【冬キャンプ】薪ストーブを安全に設置するレイアウト
  • 【雨の日】浸水を防ぎ快適に過ごすレイアウト

【ソロキャンプ】自分だけの秘密基地を作るレイアウト

ソロキャンプは、誰にも邪魔されずに自分の世界に没頭できるのが魅力です。 パップテントは、そんなソロキャンプに最適な「秘密基地感」を演出してくれます。 レイアウトのコツは、全てのギアを手の届く範囲に機能的に配置すること。キャノピーを跳ね上げたリビングスペースに、愛用のチェアとテーブル、焚き火台をセット。調理器具やランタンは、ラックなどを使って立体的に収納すると、サイトがすっきりとまとまります。 無骨なギアで統一すれば、自分だけの城が完成。思う存分、孤独の時間を満喫してください。

【デュオキャンプ】2人でも快適に過ごすレイアウト

パップテントでデュオキャンプを楽しむ場合、課題となるのがスペースの確保です。 ソロ用のイメージが強いパップテントですが、2人用モデルやレイアウトの工夫で快適に過ごせます。 おすすめは、タープを併用してリビングスペースを拡張する方法です。 パップテントは寝室専用と割り切り、食事や団らんの時間は広々としたタープの下で過ごすことで、2人でも窮屈さを感じません。 また、2つのパップテントを連結するスタイルも、それぞれのプライベート空間を確保しつつ、共有スペースも作れるのでデュオキャンプに適しています。

【冬キャンプ】薪ストーブを安全に設置するレイアウト

冬キャンプの醍醐味といえば、薪ストーブ。 パップテントの無骨な雰囲気と薪ストーブの相性は抜群です。 最近では、煙突穴が標準装備されたパップテントも多く販売されています。 薪ストーブをインストールする際のレイアウトで最も重要なのは安全性です。テントの幕とストーブ本体が接触しないよう、十分な距離を確保してください。薪ストーブをテントの中央に置き、その周りにコットやチェアを配置するのが基本レイアウトです。 一酸化炭素チェッカーの設置は絶対に忘れないでください。 適切な換気を行いながら、暖かいおこもりキャンプを楽しみましょう。

【雨の日】浸水を防ぎ快適に過ごすレイアウト

雨の日のキャンプでは、レイアウトの工夫が快適さを大きく左右します。パップテントの場合、タープを上からかぶせるように張る「過保護張り」が非常に有効です。 テント全体がタープで覆われるため、雨の吹き込みを強力に防ぎ、テントの設営・撤収作業もタープの下で行えるメリットがあります。 また、テントの周りに溝を掘って水の通り道を作るのも、浸水対策として効果的です。フルクローズスタイルでテント内にこもる場合は、ランタンを灯して読書をしたり、音楽を聴いたり、雨音をBGMに静かな時間を楽しむのも良いでしょう。

レイアウトを快適にする必須ギア|コットとグランドシートの選び方

レイアウトを快適にする必須ギア|コットとグランドシートの選び方

パップテントのレイアウトを考え、快適な空間を作り出す上で、特に重要になるのが「コット」と「グランドシート」です。フロアレスという特徴を持つパップテントだからこそ、この2つのギアが寝室の快適性を大きく左右します。

この章では、以下のギアの選び方と使い方を解説します。

  • コットの選び方とおすすめ配置
  • グランドシートの選び方とお座敷スタイルの作り方

コットの選び方とおすすめ配置

コットは、地面から体を離してくれるため、地面の凹凸や冷気、湿気の影響を受けずに快適に眠ることができるアイテムです。 パップテント内で使用する場合、テントのサイズに合ったものを選ぶことが重要です。特に横幅と高さを確認しましょう。

コットには、脚の高さが変えられる2WAYタイプや、軽量コンパクトなモデルなど様々あります。 パップテント内は天井が低いので、基本的にはローコットがおすすめです。 ハイコットを置くと圧迫感が出てしまう可能性があります。

配置としては、テントの奥側に壁と平行に置くのが一般的です。コットを置くことで、その下に荷物を収納するスペースが生まれるというメリットもあります。ワイドタイプのコットを置きたい場合は、FIELDOORの二又ポールなどを使って、テント中央のポールをなくすと、空間を有効活用できます。

グランドシートの選び方とお座敷スタイルの作り方

お座敷スタイルを楽しむなら、グランドシートは必須アイテムです。 地面からの湿気や汚れを防ぎ、快適なリビング兼寝室を作り出します。

グランドシートを選ぶ際は、テントの床面積よりも少し小さいサイズを選ぶのがポイントです。テントの底面からはみ出してしまうと、雨が降った際にシートを伝って水が内側に入り込んでしまう原因になります。

お座敷スタイルの作り方は簡単です。

  1. パップテントを設営します。
  2. テント内にグランドシートを敷きます。
  3. その上に、厚手のラグやインフレーターマットなどを敷けば完成です。

立ち上がりのある「バスタブ型」のグランドシートなら、雨水の侵入をより効果的に防ぐことができるのでおすすめです。 これで、まるで自宅のようにリラックスできる空間の出来上がりです。

【厳選】レイアウトが楽しくなる人気パップテント5選

【厳選】レイアウトが楽しくなる人気パップテント5選

ここでは、様々なレイアウトに対応でき、キャンパーからの人気も高いおすすめのパップテントを5つ厳選してご紹介します。それぞれの特徴を理解して、自分のキャンプスタイルに合った一張りを見つけてください。

今回ご紹介するパップテントはこちらです。

  • 【BUNDOK】ソロベース EX
  • 【DOD】パップフーテント3
  • 【FUTURE FOX】FOX-BASE EVO
  • 【テンマクデザイン】炎幕TC DX
  • 【GOGlamping】G・G PUP 2.0

【BUNDOK】ソロベース EX

ソロキャンパーから絶大な支持を得ているのが、BUNDOKの「ソロベース EX」です。 人気のソロベースに、サイドウォールと前後のスカートを追加した進化版モデル。素材は火の粉に強いTC(ポリコットン)素材で、焚き火との相性も抜群です。サイドウォールがあることで、プライベート感を確保しつつ、様々な張り方のアレンジを楽しめます。設営も簡単で、まさに「これからパップテントを始めたい」という初心者に最適なモデルと言えるでしょう。

【DOD】パップフーテント3

ユニークなネーミングと高い機能性で人気のDODからは、「パップフーテント3」をご紹介。 このテントの特徴は、バイクも入るほどの広い前室を作れること。 また、インナーテントが標準で付属しており、フロアレスに抵抗がある方でも安心して使えます。生地には難燃加工が施されているため、焚き火も楽しめます。多彩な張り方が可能で、遊び心満載のレイアウトを実現したいキャンパーにおすすめです。

【FUTURE FOX】FOX-BASE EVO

南信州発のアウトドアブランドFUTURE FOXの「FOX-BASE EVO」は、居住性の高さが魅力です。 一般的なパップテントよりも高さがあり、テント内での圧迫感を軽減。 大きなサイドウォールと、テント内のポールをなくせる二又ポールが標準で付属しているため、広々とした空間を最大限に活用したレイアウトが可能です。 薪ストーブ用の煙突穴も装備しており、冬キャンプにも対応。快適性と無骨さを両立させたい欲張りなキャンパーにぴったりのテントです。

【テンマクデザイン】炎幕TC DX

無骨なキャンプスタイルの代名詞ともいえるのが、テンマクデザインの「炎幕TC DX」です。 その名の通り、TC素材を使用し、焚き火を楽しむために作られたパップテント。サイドウォールが大きく、プライベートな焚き火空間を作り出すのに長けています。多くのキャンパーが愛用しており、SNSなどでも様々なカスタムやレイアウトを見つけることができます。自分だけのスタイルを追求したい、本物志向のキャンパーにおすすめです。

【GOGlamping】G・G PUP 2.0

GOGlampingの「G・G PUP 2.0」は、機能性とコストパフォーマンスに優れたモデルです。 取り外し可能なサイドウォール、薪ストーブ用の煙突窓、スカートなど、快適なキャンプに必要な機能が満載。 ポールも付属しており、購入後すぐにキャンプに行ける手軽さも魅力です。TC素材で火にも強く、様々なレイアウトに対応できる柔軟性も持ち合わせています。多機能で使い勝手の良いパップテントを、手頃な価格で手に入れたい方に最適な選択肢です。

よくある質問

よくある質問

Q. パップテントの設営は初心者でも簡単ですか?

はい、簡単です。パップテントは軍用幕がルーツであり、素早く設営・撤収ができるように設計されています。 基本的には2本のポールで幕を立ち上げ、ロープで固定するだけなので、構造は非常にシンプルです。 初心者の方でも、説明書を見ながら数回練習すれば、15分〜20分程度で設営できるようになるでしょう。 まずは基本の張り方をマスターすることから始めましょう。

Q. 強風時のレイアウトで気をつけることは?

強風時は、まずテントの設営方向が重要です。風上側に入り口が来ないように、テントの妻側(狭い面)を風上に向けるのが基本です。キャノピーの跳ね上げは風の影響を強く受けるため、危険なのでやめましょう。フルクローズスタイルにするのが最も安全です。ペグは長くて抜けにくい鍛造ペグなどを使用し、しっかりと深く打ち込むことが大切です。ガイロープも全ての箇所を確実に張り、テントが風で飛ばされないように万全の対策をしてください。

Q. 夏の虫対策はどうすればいいですか?

夏のパップテントキャンプで快適に過ごすには、虫対策が不可欠です。 最も効果的なのは、メッシュインナーテントを使用することです。最近では多くのパップテントに専用のメッシュインナーがオプションで用意されていますし、標準で付属しているモデルもあります。 それがない場合は、市販の蚊帳(モスキートネット)をテント内に吊るす方法も有効です。また、テントの周りに虫除けスプレーを撒いたり、森林香のような強力な蚊取り線香を焚いたりするのも効果が期待できます。

Q. パップテント内で焚き火はできますか?

テント内での焚き火は、火事や一酸化炭素中毒の危険性が非常に高いため、絶対に行わないでください。パップテントで焚き火を楽しむ際は、必ずテントの外で行います。TC(ポリコットン)やコットン素材のパップテントは、ポリエステル製に比べて火の粉に強いですが、燃えないわけではありません。 テントから十分に距離をとった場所で焚き火を楽しんでください。キャノピーを跳ね上げた下で焚き火をする際も、火の粉が飛ばないように注意し、常に消火できる準備をしておくことが重要です。

まとめ

まとめ
  • パップテントは軍幕由来の無骨なデザインが魅力です。
  • 設営がシンプルで、アレンジの自由度が高いのが特徴です。
  • 居住性の低さや虫対策など、工夫が必要な面もあります。
  • 基本レイアウトは「キャノピー跳ね上げ」が定番です。
  • サイドウォールを活用するとプライベート感がアップします。
  • 雨や風の日は「フルクローズ」スタイルが安全です。
  • ギアの色を統一すると、サイトがおしゃれに見えます。
  • ロースタイルや、お座敷スタイルで快適性を高められます。
  • タープを連結すれば、リビングスペースを拡張できます。
  • 冬キャンプでは薪ストーブの安全な設置が最重要です。
  • 雨の日は「過保護張り」で浸水を防ぎましょう。
  • 快適な睡眠にはコットやグランドシートが必須です。
  • 人気ブランドにはBUNDOK、DOD、FUTURE FOXなどがあります。
  • 強風時はキャノピーを閉じ、ペグダウンを確実に。
  • テント内での焚き火は絶対にしないでください。
パップテントのレイアウト術を完全解説!おしゃれで快適なサイトを作る10のコツ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次